
遺言書の内容は原則的に何を書いても構いませんが、あまりごちゃごちゃと不要なことを書くと、本当に必要な事柄について誤解されてしまう可能性もあります。家族に対して言葉を残す場合でも、財産の分与方法という本当に必要な部分とは別にして、内容が明確になるようにします。
不動産、預貯金、株式、自動車などの記載は誰が読んでも明確に分かる必要があります。とくに不動産の記載は間違えやすいので、不動産登記簿謄本の記載通りに書いておくべきです。不動産の場合、登記簿謄本には次のように記載されています。
土地
所在 ○○県○○市○○町
地番 ○番○
地目 宅地
地積 ○○.○○平方メートル
建物
所在 ○○県○○市○○町○番地○
家屋番号 ○番○
種類 居宅
構造 木造瓦葺2階建
床面積 1階 ○○.○○平方メートル
2階 ○○.○○平方メートル
「所在」というのは一見すると住所と同じようですが、多くの場合、住所とは微妙に異なります。異なっていると、不動産登記申請が受け付けられません。登記簿謄本か権利証を見ながら正確に記載してください。