それでは会社のすぐ近くに事務所を置く行政書士がホームページを出しているから、この人に頼もうか、と決めてしまうその前にもう一つ注意点があります。行政書士の仕事の範囲は広範囲に及びます。許可申請一つとってみても、日本全国の様々な行政機関に出す書類はそれこそ何万何十万とあるでしょう。いくつあるかは誰も正確な数は知らないでしょう。
つまり、全ての行政書士が全ての仕事に精通しているわけではありません。もちろんどんな仕事も詳しいというスーパー行政書士もいるでしょうが、たいていの行政書士は自らの得意分野というのがあります。
もちろん行政書士の仕事として代表的な「建設業許可申請」とか「宅建業免許申請」などは、おそらく多くの行政書士ができるはずです。しかし特殊な許可申請や、定型の様式がないもの、つまり遺言書や遺産分割協議書、内容証明の作成などは、やはりその種類の申請を数多くこなしている行政書士に依頼した方がスムーズに進みます。
では、自分が依頼したいと思っていることをその行政書士が得意としているか否かの判断をどうすればよいでしょうか。だいたいの行政書士のホームページには、主な業務内容のような項目が公開されています。
または、例えば私が所属している東京都行政書士会千代田支部のホームページには、千代田支部所属の行政書士が検索できるシステムがあります。そこに各行政書士の主な取り扱い業務という項目があります。それらを参考にして探してみてください。